はじめに
Pythonを学習するにあたり、デバッグやら何やらでとにかくお世話になるprint関数についてまとめます。

Hello World!を出力した瞬間から未経験は卒業さ!




さらばチェリーPython!!
print関数とは
print関数とは引数に渡されたインスタンスを出力する関数です。
具体的にはまずpythonをターミナルで起動して下記のコードを実行してみましょう。




もしまだPythonの実行環境がないという人はこれをみて実行環境を整えてね!!
【ZEROから始めるデータ分析】Anacondaを使ってPython3をmacにインストールしてみよう
$ print('Hello World!')
> Hello World!
Hello World!という文字列が出力されたかと思います。
これはprintの右にある()の中に入っている文字列または数字などをそのまま起動している端末に出力するための関数です。




Rubyのpやputsなんかのメソッドと似ているね。




ほぼ一緒だね!
print関数のオプション
print関数には引数に出力したいインスタンスの他に設定をいじるためのオプションを渡すことができます。
オプション① seq
seqはsequenceという英単語の略です。
渡されたインスタンスが複数ある場合、どのように表示するかを変更します。
デフォルトでは半角スペースです。
具体的には
$ print('Hi', 'kuma')
> Hi kuma
のように文字列を複数渡すと半角スペース間が空きます。
もし半角スペースではなく句読点を打ちたい場合、以下のように記述します。
print(渡したい文字列,... , seq = ',')
具体的なコードとしては以下のような形です。
$ print('Hi' , 'kuma' seq = ',')
> Hi,kuma




同じ動きをするだけなら別にそのまま続けて打てばいいんだけどね。
意外と知っておくと便利だよ。
オプション② end
endは見たままの英単語ですが、
行末をどのように処理するか設定できます。
デフォルトでは改行(\n)です。
下記のコードで実行した場合
print('Hi', 'kuma')
print('Hi', 'samesan')
Hi kuma
Hi samesan
となります。
しかしendのデフォルトである改行を変更し、無くしてみると
print('Hi', 'kuma', end = '')
print('Hi', 'samesan', end = '')
Hi kumaHi samesan
のような結果になります。
例えば句読点やドットをいれたい場合などは下記のように書くと良いでしょう。
print('Hi', 'kuma', end = '.\n')
print('Hi', 'samesan', end = '.\n')
Hi kuma.
Hi samesan.
まとめ
- 引数に渡されたインスタンスをそのまま出力する
- seqオプションで区切りを変更する
- endオプションで行末を変更する




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EXCELなども使ったことのない初学者の方
EXCELなどでちょっとPCの操作に慣れている方
他のプログラミング言語を少し触ったことがある方