はじめに
Pythonにおける計算に関する基礎知識をまとめます。
他のプログラミング言語を扱っていれば知っている内容もあるかと思いますが、何事も基礎が重要です。
この記事をみて身体に刻み込んでいきましょう。

よっしゃあ!!
四則演算
まずはpythonをターミナルで開きましょう。




もし開き方が分からないって人がいたらこの記事見てね。




$ 1 + 1
> 2
$ 1 - 1
> 0
$ 1 * 2
> 2
$ 4 / 2
> 2
※掛け算は 「 * 」なので ご注意ください。
計算その他
剰余を出したい場合
余りの数だけ出したい時は「 % 」を使います。
$ 5 % 3
> 2
整数で割り切れないが、整数部分だけ欲しい場合
5割る2は2.5ですが、2だけ欲しい。
割り算を行った時、値の整数部分だけ欲しい時は「 // 」を使います。
$ 5 // 2
> 2
べき乗を計算したい場合
5の5乗を出したい場合、
$ 5 * 5 * 5 * 5 * 5
> 3125
のように掛け算を繰り返しても結果は出ますが、もっと早く算出する方法があります。
べき乗を簡単に出したい時は 「 ** 」を使います。
$ 5 ** 5
> 3125
少数の桁数が多い時、指定の桁まで丸めたい場合
円周率の3.14…………のように少数の桁が多すぎる場合があると思います。
しかし、実際に使いたいのは小数第2桁までだとした時、
round関数を使うと丸めることができます。
$ pie = 3.14159265359
$ round(pie, 2)
> 3.14
round(数字, 丸めたい桁数)
として使うことが可能です。
その他数学的な式を使いたい場合
Pythonにはmathというライブラリで数学の計算式がすでに用意されています。
使い方としては
$ import math
$ math.sqrt(25)
> 5.0
のようにまず最初にimport mathのように記述してmathライブラリを読み込みましょう。
下記のリンクからmathのライブラリで用意されている関数が確認できるのでプログラミングコンテストやデータ分析などで自分自身で数式を用意する必要はありません。
https://docs.python.org/ja/3/library/math.html




なんて便利なんだ・・・!
まとめ
- 基本的には + – * / で計算できる
- // や ** と言った変則的な計算も可能
- 数式はmathライブラリで読み込んで自由に使いことができる




Pythonの学習に関しては様々本屋には書籍が並んでいますが、下記がおすすめです。
EXCELなども使ったことのない初学者の方
EXCELなどでちょっとPCの操作に慣れている方
他のプログラミング言語を少し触ったことがある方