はじめに

あれ、あれ〜〜?




クマくんどうしたんだい?macと睨めっこして。




macがすごい重くなっちゃって再起動したいんだけど、重いせいかカーソルがカクカクして全然左上のアップルマークが押せないんだ・・・




たまにメモリをリセットしないとね。
カーソル動かせないならターミナルで再起動してみたら?




えっ!ターミナルで再起動できるの??




そりゃもちろんさ。
大体のことはターミナルからできるよ。




えーん、教えて教えて〜。




もちろんさ!
簡単だから覚えておいてね!
前提
MacBook Air 2018 13インチ
macOS Mojave 10.14.5
shutdownコマンド




まずはシャットダウンするためのコマンドを教えるね!。
$ sudo shutdown -h now




これを打つだけでmacをシャットダウンできるの?
すごい!!




そう!
とても簡単でしょ?
一応文法の整理だけさせてね。
- shutdown time(時間)でtimeの後にシャットダウンする。
- 基本的にはルート権限じゃないと弾かれるからsudoをつける。
- 各オプションをつけて、PC停止後の動きをコントロールする。




shutdownコマンドの文法




shutdownのコマンドの後に時間を入力するんだ。
$ shutdown time
shutdownコマンドの具体的な書き方




+10を入力するとで10秒後。
時間を指定することもできるし、
nowで即時停止するよ。
$ sudo shutdown +10
=>10秒後に停止
$ sudo shutdown 18:30
=>18:30になったら停止
$ sudo shutdown now
=>即時停止




なるほどね〜
秒単位で設定ができて、nowは今ってことだもんね。




-hオプションをつけないと電源は切られないから注意してね。
あくまで停止するだけだから。




OK〜!
shutdownコマンドのオプション




shutdownコマンドにはオプションをつけてパソコンを停止させた後どうするのかの指示も出せるんだ。
オプション | オプションの正式名称 | 内容 |
-h | –halt | コンピュータを停止後に電源を切る |
-k | –kick | 接続しているルートユーザー以外にshutdownを行う旨のメッセージを送信する。 |
-r | –reboot | システムを終了して再起動する |
-s | –sleep | 停止した後、スリープモードになる。 |




スリープモードも再起動も停止もshutdownコマンドでできちゃうんだね!




そうなんだよ。
いちいちカーソル動かすの面倒だから全部コマンドでやっちゃおう。
$ sudo shutdown -r now
=>即再起動
$ sudo shutdown -s now
=>即スリープモードへ
$ sudo shutdown -h now
=>即停止して電源OFF
rebootコマンド




再起動に関してはさらにrebootコマンドがあるんだ。
shutdown -rと一緒なんだけど書く記述が短くなるからおすすめだよ。
rebootコマンドの使い方
$ sudo reboot




確かに!
ちょっとの差だけど、大事だよね。
rebootコマンドのオプション
オプション | オプションの正式名称 | 内容 |
-f | –force | 強制的に再起動 |
-p | –poweroff | 停止して電源を切る。 |
終わりに




たくさんオプションがあったけど、この2つのコマンドこれから使ってみるよ!




いいね!
Linuxのコマンドは実際に使っていかないと定着しないからね。
当たり前に使えるように意識していこう。




いつでも使えるようによく使うコマンドを表にまとめようか!




ありがとう〜!
ブックマークしていつでも見れるようにしておくよ〜!!
よく使うコマンド一覧
用途 | コマンド |
電源切る | sudo shutdown -h now |
再起動 | sudo reboot |
スリープモード | sudo shutdown -s now |
時間指定して電源切る | sudo shutdown -h 23:00 |
時間指定し再起動 | sudo shutdown -r 23:00 |




Linuxについて学習したかったらおすすめの本があるよ。